まず最初に1点目ですが、2、
作成した
計画書の
確認・
更新でございます。こちらについては、
令和3年度、
作成した分の
更新作業、92名分既に済んでございます。
次に3、
福祉避難所での食事・
排泄等の
ケア体制整備でございます。こちらについては、
黒枠で囲っています「
対応想定」これが仕様になってございまして、このような形で準備を既にしております。
続いて4ページ、4でございますが、
介護サービス事業所との
タイムラインの
運用開始でございまして、昨年9月1日から
運用の方は始めさせていただいております。
タイムラインの目的、
概要については
記載のとおりでございますけれども、
概要の表のように、台風最接近4日前から第6報を一斉
メールによりまして
介護サービス事業所等へ発信するという形で考えておりまして、(4)のような形で
メールについては既に
フォーマットを
作成し、
変更部分について修正しながら
事業所の方に一斉
メールを送っております。
訓練についても(5)
記載のように9月末に
訓練を一度
実施させていただいております。
続いて、5ページの5でございます。
計画書に基づく
移送訓練の
実施です。
実施日時につきましては、(1)に
記載のとおりでございます。
今回御
協力いただいた方は、(2)に
記載のように、
優先区分Aに該当している1
世帯2名の方に御
協力をいただきました。
訓練概要等は
記載のとおりでございますけれども、
訓練での
気付きを点線で囲っている
部分にまとめさせていただいております。
訓練に
協力いただいた方の御
意見としては、(2)のように、ふだん家ではできていることが、
環境が変わってできなかったというものなのですが、これについては6ページに
写真を掲載しておりますけれども、
写真の
3つ目、一番下になりますけれども、御
自宅の
ベッドと、今回、
段ボールベッドを設置させていただきましたが、高さが若干違ったというところで、家と
避難所での
環境の違いで非常に移動に時間が掛かったというものでございます。
お戻りいただきまして、2番の
移送事業者の御
意見でございますが、これも
写真がございますように、6ページの
写真のとおり
車両にスロープを設置し、中で90度回転して固定するという
作業が伴います。この辺の、特に90度回転するというところが、非常に車内が狭いので時間が掛かったというところで御
意見をいただいております。
また、従事した
職員からの
意見として5ページの3の
記載がありますが、やはり
運転手1人だけでは
対応が難しいですとか、
福祉避難所ごとに
車両誘導職員の
配置、これが大変重要だというような
課題認識をしたところでございます。
続きまして7ページ、今後の
取組でございます。4点
記載させていただいておりまして、7ページの6が
優先区分C~Eの
計画作成支援でございます。
こちらについては、現在、
計画書の
フォーマットを
作成し、自主的な
計画作成がしやすいようなものを
作成途中というところでございます。
続いて、7でございます。
令和5年度
災害時安否
確認申出書の全
件発送でございまして、3年に1度の全
件発送の年に当たります今年の11月に
発送予定でございます。
続いて8ページ、8でございます。
個別避難計画に係る
訓練の更なる
拡大ということで、(1)
記載の
個別避難計画書に基づく
移送訓練について、
医療的ケア児世帯を
対象とした
訓練を今後
予定しております。また、
実施箇所も障がい
福祉センターあしすとだけでなくて、残る7施設でも順次
実施していきたいというふうに考えてございます。また、
訓練実施内容についての拡充も検討していきたいと考えております。
(2)の
タイムラインに基づく
情報伝達訓練につきましても、
訓練内容について要
支援者の方への
連絡を盛り込んだ
内容を検討していきたいというふうに考えております。
そして、9番に「
災害時安否
確認申出書」未
回答者への
アプローチでございますが、この
アプローチ方法については、再
勧奨通知以外のことを検討しているところでございます。
今後の方針でございますが、引き続き、
避難の
必要性を丁寧に
対象の方に説明しながら
計画書の
作成を進め、
避難の
実効性を高めてまいりたいというように考えてございます。
○
杉本ゆう 委員長 それでは
質疑に入ります。
何か
質疑ありますか。
◆
渕上隆 委員 今回は、
避難訓練したときに、Aの
対象者で2名ということなんですけれども、これは
車椅子の方なんですけれども、
車椅子も
電動車椅子とかありますし、ふだん寝たきりというか
歩行不可な方なんでしょうけれども、
車椅子はふだん使っていないけれども寝たきりになっている、そういう方でも取りあえず
車椅子に移してそれから
避難すると、そのような
感じなんですか、その辺についてお伺いします。
◎
福祉管理課長 今回は、お二人とも
電動車椅子を御利用されている方でございました。なかなか
対象者を探すのが結構大変でございまして、こちらに関しましてはいろいろな
パターンを、また検討してまいりたいというふうに思います。
◆
渕上隆 委員 これ
電動車椅子なんですね、
電動車椅子でも
シニアカーみたいな結構大きい重たそうなやつに乗っている方がいらっしゃるので、ああいう方はどうなのかなと思ったんですけれども。
あと、これは千住曙町のすみだ交通か何かですよね、ほかの
事業者も幾つかあるのでしょうか。それと、
担当の方も、みんなというわけにいかないと思うんですけれども、
タクシー会社の方、その辺の
従業員の
教育というか
訓練もしていかなくてはいけないと思うのですが、その辺はいかがなのでしょうか。
◎
福祉管理課長 今回は、こちらの墨田区の方の
会社になりましたが、現在、例えば、
福祉タクシーとかそういうところの
会社の方も契約をさせていただいているところでございます。
今回も2台を配車いたしましたが、1人のドライバーはうまく乗せることは可能でございました。ただ、もう1人の方はやっぱり不慣れでというところがございましたので、そういうところの
教育も
会社の方にはお願いしてまいりたいと思います。
◆
渕上隆 委員 それと、今回Aの
対象の方ということなんですけれども、
タクシー会社を使うのはどれぐらいの
範囲なのでしょうか。
あと、例えばCとかDとか、歩行可能な方だと
近隣の方の
支援で
避難するとかそういうふうなのかなと思うんですけれども、その辺はいかがでしょうか。
◎
福祉管理課長 基本的には、
タクシー会社とか
福祉タクシーを使って
避難をということを
想定しております。こちらの方、更に
拡大をさせていただきたいというふうには考えているところでございます。
◆
渕上隆 委員 今聞いたCは
歩行不可の方ですね、DとかEとかは多分歩行可能な方ですね、この辺は
タクシーを使わないで
近隣の方というか
担当の方、
避難していただく方、同行していく方を決めてその方が同行すると、そういうことでしょうか。
◎
福祉管理課長 失礼いたしました。まだ、そちらの方の
訓練はしておりませんが、基本的には
自力でできる方は
自力でしていただければと思います。
○
杉本ゆう 委員長 ほかに
質疑はありますか。
◆銀川ゆい子
委員 私も
個別避難計画のところで、
優先区分Aの方が77%、Bの方が33%
作成が終わっているということで、他区の
状況と比べてどうでしょう、足立区は進んでいるのかどうかということをお聞きしたいと思います。
◎
福祉管理課長 実際、他区の
状況を調べたということはないのですが、他区から視察が入るというような
状況がございます。それを考えますと、まだこのようなものを
想定してつくっていないというところの方が多いように
感じております。
◆銀川ゆい子
委員 11月に送った直近の
災害時安否
確認申出書の
返信率が44%ということなんですけれども、これは低いのか高いのか、区の見解を教えていただければと思います。
◎
福祉管理課長 これは毎回、大体50%前後で推移をしている関係でございますので、大体半数ぐらいの方がお出しいただくというような形だと思っております。
◆銀川ゆい子
委員 出していただいていない方にも、これから
アプローチが必要となってくると思うんですけれども、どのような形で出してもらえるように働きかけていくのでしょうか。
◎
福祉管理課長 現在そこをちょっと検討させていただいておりますが、例えば、全
件ケアマネジャーにお願いするとか、いろいろまた議論は必要だと思うのですが、そこはまた決まり次第、御
報告させていただければと思います。
◆銀川ゆい子
委員 優先度の高いA、Bの方から順番に進めているんですけれども、C、D、Eの
人たちに取り掛かるのは大体いつぐらいの時期になりそうでしょうか。
◎
福祉管理課長 こちらの方、来年度中には
作成はさせていただきたいというふうに思っておりますので、なるべく早いうちには
作成したいと思います。また、こちらの方も御
報告させていただければと思います。
◆銀川ゆい子
委員 A、Bの
方々というのはやっぱり重い
方々なので、
ケアマネジャーたちとか
福祉と密で
連携を取り合っている方だと思うんです。だけれども、C、D、Eの
方々というのは、まだ御
自身で動けたりという方もたくさんいらっしゃるし、そもそも
人数もとても多いので、
ケアマネジャーとすごく
全員が密に
連携をしている、関わっているというわけではないと思うんですけれども、その中で安否
確認申出書の
回答率が、また低くなってしまうのかなと思うんですけれども、その
あたりの
対策というか、どのように考えていらっしゃるのでしょうか。
◎
福祉管理課長 実際、御記入いただくという形になるとなかなか難しいので、なるべく簡易な形で返送できるようなものを考えております。チェックだけで済むとか、なるべく文字を減らすとか、その辺は検討させていただければと思います。
◆銀川ゆい子
委員 令和4年度の新たな
取組のところで、
作成した
計画書の
確認・
更新ということなんですけれども、その
委託業者というのがどんな
業者なのか、例えば、
福祉を専門にしているとか
個別避難計画の
作成をよく理解しているというか、どういう
事業者か教えていただければと思います。
◎
福祉管理課長 こちらは
人材派遣会社になりまして、下の
排泄ケアとこちらの方の
実施も兼ねて
実施をしている
会社になります。
ある
程度、例えば、
看護師とかそういう
部分の
配置もありますので、
十分理解をしていただいて
実施をしているところでございます。
○
杉本ゆう 委員長 ほかに
質疑ありますか。
◆
横田ゆう 委員 私も昨年、障がい
福祉センターあしすとで行われた
避難訓練に参加させていただきました。やっぱり
訓練の大切さが分かって、
気付きのところに書いてありましたけれども、段差の問題ですとか実際に
介護をするときのちょっとした問題なんかも分かってきていて、そういったことが本当に大事だなというふうに思いました。やはりお二人の方、参加された方も一度体験すると安心が生まれるということで、やはり今後も、
計画にも書いてありましたように進めていただきたいなというふうに思います。
それで、
災害時の安否
確認申出書が未
回答の
方たちの
アプローチのところですけれども、例えば
地域包括支援センターですとか
町会ですとかそういったところに、
情報提供が得られるところに働きかけてもらって、未返送の
方たちの
把握も行っていただいたらどうかと思いますが、いかがでしょうか。
◎
福祉管理課長 町会まではまだ
お話はさせていただいておりませんが、
地域包括支援センターに関しましては、この後また調整をして話合いをする
予定でございます。ですので、何らかの形で広げられるよう努力はしてまいります。
◆
横田ゆう 委員 そして、A、Bの
区分は順調に進んでいるようですけれども、今度はC、D、Eの方に入っていくわけです。この数でいうと、C、Dだと5,566人ということで、この中で
高齢者の要
介護者の方と障がい者の
人数はそれぞれ何人になるのでしょうか。
◎
福祉管理課長 すみません、そちらの数は実際には
把握はしておりません。また、その
状況に応じて変わってくるとは思います。
ほぼ大体、
高齢者の方だと思いますが、障がいに関しましては、障がい
福祉課を通じて
実施をしてまいります。
◆
横田ゆう 委員 そうすると、このC、Dの方というのは基本的には御
自分で、または
支援者の方が自主的に
避難計画を立てるということになりますか。
◎
福祉管理課長 実際そうなりますが、分からない
部分に関しましては私どもがお手伝いをさせていただきます。
◆
横田ゆう 委員 それから、
コミュニティタイムラインとか
個別避難計画というふうな意識はしていなくても、
自分がどのタイミングで
避難するかとか、そういうことを分かっている人と分かっていない方がいらっしゃると思うんです。そういう方も視野に入れていただいて、例えば、
近隣で助け合うということを約束していたりとかそういった方もいらっしゃるのではないかと思うんですけれども、そういう方の
把握というのはできますか、どうなんでしょうか。
◎
福祉管理課長 実際そこまでは、正直難しいとは思います。今回もこちらの方で、
ケアマネジャーから2日前には
避難するよという形で御本人の方にちゃんと御
連絡するような形でやっておりますので、
タイムラインの
運用ですね、こちらをまた繰り返し繰り返し
実施していくことで頭の中に入れていただけるよう努力してまいります。
◆
横田ゆう 委員 やはり、いざとなったときには
近隣の方とか
親族、
子どもたちとかそういう
方たちが助け合うことになる
状況もあるんだと、個々の
状況があるんだと思うんです。やっぱり正しい
情報をつかんで、
コミュニティタイムラインを理解して、または
垂直避難という
考え方を理解して、どのように
避難すればいいのかということを多くの人が知らないのが現状なんだと思うんです。
文章で読んでもなかなか分からないということがあって、私は、
コロナ禍が始まる前に
西新井消防署で
コミュニティタイムラインの
学習会があったんです。
町会の方とかもいらしていましたけれども、話を聞いた後に
グループに分かれて実際に
自分の
タイムラインをつくって、それを
グループで討議したということをやりましたけれども、そこまでやってようやく理解できるということだったんです。
ですから、そういった
講座をあちこちで開いてもらいたいということがあるんです。
町会単位でももちろんですけれども、
高齢者分野では
地域包括支援センターとか
事業所連絡会ですとか、
あと、障がい
者分野の方では様々な障がい
者団体、親の会とか父母の会とか聾者の協会とかそういうところもあると思うんですけれども、そういうところなんかで呼び掛けて
講座なんかを開いてもらって、どうやって身を守るのかという
考え方を底上げをしていくということが必要だと思うんです。
今まで
コロナ禍でなかなかできなかった
部分もありましたけれども、そういった
講座を開いていただきたいなというふうに思いますが、いかがでしょうか。
◎
災害対策課長 やはり一人一人に寄り添った
防災講演ですとか
防災行動へ導いていく、意識していただくことは非常に大事だと思っておりますので、いろいろな場をもって現在でもできるところからやらせていただいていますが、更に広く
拡大できるように進めてまいりたいと考えております。
◆
横田ゆう 委員 是非いろいろな
団体やあらゆるところでそういった
講演だとか
出前講座とかワーキングですとか、何かいろいろと
是非啓発の方を進めていただきたいなというふうに思います。
意見です。
○
杉本ゆう 委員長 ほかに
意見あれば。
◆佐々木まさひこ
委員 それでは、私の方から別の観点から
お話を伺いたいと思うのですが、いわゆる
計画を
作成して、毎年
確認そして
更新を
委託により進めると、それで
担当ケアマネジャーに
確認をしながらということなんですが、謝礼をお支払することになっているので、これは幾らぐらいを。
◎
福祉管理課長 新規の場合は7,000円でございます。
更新の場合は3,000円をお支払してございます。
◆佐々木まさひこ
委員 ほとんど、この
計画の鍵というのは、多分、
避難行動要
支援者の皆様の
状況を一番身近で
把握している
ケアマネジャー、障がいにしても
高齢にしても要
介護の人にしても、
担当の
ケアマネジャーが一番よく
御存じなんだろうということで、この
方々が鍵になるとは思うのですが、7,000円、3,000円という形で、ほとんどボランティアに近いような
感じという形でお支払をしていただいていますけれども、ただ、
ケアマネジャー自身も
介護保険の
範囲の中で様々な
業務を担ってほぼ日々忙しくやっておられるわけですから、もうちょっと
様々支援をしていただいてもいいかなというふうに思うんですけれども、そこら辺のところはいかがですか。
◎
福祉管理課長 なかなか御
協力いただくのが難しい
部分もございまして、こちらの方は、まず信頼がないとやっぱりそこのお宅に行けませんので、どうしても
ケアマネジャーの力が必要でございます。
ですので、ここでなるべく御
協力いただくような形で
実施をしているところでございますので、正直、あまり負担を掛けてもというのもありますので、そこはまた
ケアマネジャーの
介護事業者の方とまた協議をしながら進めていければと思います。
◆佐々木まさひこ
委員 先ほど、いわゆる
災害時の安否
確認申出書、現実問題として
町会の人もある
程度は知っていらっしゃるでしょうし、
地域包括支援センターも
訪問活動を通じて知っていらっしゃると思いますが、日々の様子を一番よく
御存じなのはやっぱり
ケアマネジャーなんです。出されていないのは、認知があるのか、何らかの理由があるのか分かりませんけれども、なるべく簡単にというふうにおっしゃっておられましたけれども、やっぱりそこで多分
ケアマネジャーあたりが力添えをして、こういうふうにどうですかというふうな形で
一緒に書いてあげるようなことをしなければなかなか進まないだろうと。先ほど
福祉管理課長がおっしゃったように、
ケアマネジャーに負うところが多いとは思うのですが、この辺のところもどうなんでしょうか。
◎
福祉管理課長 実際それはあると思います。1,000
事業所もございますので、本当に
協力的な
ケアマネジャーもいれば、そうでない方もいらっしゃるので、なるべくこちらを向いていただけるよう、いろいろな場面で説得をしてまいりたいというふうには思っております。
◆佐々木まさひこ
委員 そうですね、なかなか日々
業務に追われてお忙しい中ですから、区としてやってもらって当たり前みたいな形でいくと、あまり結果としてよろしくないのかなと。本当にある面、奉仕の精神で、現実には日々忙しい中で面倒を見ていただいている
方々ですので、是非そういった形は気を付けていただきたいというふうに思います。
それともう
一つは、こういう形で具体的に
計画をつくり、
避難の
訓練も行った、代表的なところで1
世帯2名という形で行った、具体的に
一つ一つ課題が明らかになってくるということは、すごくいいことだと思うんです。これをだんだん、多分1回は、例えばAの方はやってみるとかというようなことは、今後展開する
予定としてはあるのでしょうか。
◎
福祉管理課長 実際、一番大変だったのは、この
候補者を探すのが一番大変で、御
協力いただく方がどうしても要
介護4とか5と、ちょっと高度な方になりますので、なかなか御
協力が得られないというところがありました。
ですので、例えば、今回は
車椅子でしたけれども、
車椅子じゃない場合もあると思いますし、いろいろな
想定は考えられますので、いろいろな
パターンを出してその中から人選をしているので、どういう
パターンになるかというのはあるんですけれども、いろいろなシチュエーションでできればというふうには思っております。
◆佐々木まさひこ
委員 そうすると、
車椅子だけではなくて民間の
救急車で、それこそストレッチャーでお運びするみたいなケースだって有り得るということですね。様々なことを
想定しながらやっていただくのは非常にいいことだと思いますので、それはいろいろやっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
◎
福祉管理課長 実施はしてまいりますが、ちょっと慎重を期して
実施をさせていただければと思います。
○
杉本ゆう 委員長 ほかにありますか。
◆
浅子けい子 委員 個別避難計画ですけれども、Aの方は77%ということで、かなり
計画ができてきたのですがBはまだまだと、
あと、これからCもやっていくということで、やっと本腰が入るかなと思うんですけれども、それと同時に、いよいよ
訓練、障がい
福祉センターあしすとでやりましたけれども、やっぱり
訓練もやらないと、紙に書いた
計画が実際はそれでよかったのかどうかというのも改めて
訓練をやって分かるんだなというのを私も思ったんです。
それで、AとBは、先ほどどなたか質問したかと思いますけれども、ここは
支援者がないということで、私からすれば、当然、
福祉避難所に来る方なのかなというふうに思うんですけれども、CからEの方というので、大体、
福祉避難所にどのぐらいの方が全体としては来ると
想定されているのでしょうか。それで、今の
福祉避難所があるわけですけれども、今の
福祉避難所自体で、数で足りているのでしょうか。
◎
災害対策課長 実際このC、D、Eの
方々がどの
程度福祉避難所に行くかというのは、まだ正直なところ調べてみないと分からないというところが
状況です。
具体的に言うと、Cの方でいうと
支援者ございますので、我々の方で
お話しさせていただいている
縁故等避難という御
親族の方ですとかそういったところに
避難ができないかどうか、またEの方でいうと、
自宅が浸水しませんので、
在宅避難が多くの方ができるという形で見込んでいます。
なので、これはやはりそれぞれの
方々がどのような
避難先に行く考えなのかということと、その
方々の御
状況によって変わってくるものですから、何人の方が
避難所に行くかというところの
想定はまだできてはおりません。
もう1つの、現在のところの
福祉避難所の中で、
避難者数、
想定で足りるかということでございますけれども、我々の算出の中では要
支援者1名に
支援者2名で
一緒に
避難されるかなというところの
想定の中で言うと、このA、Bの
方々、現在つくっている259名については、水害の
避難所8か所、二次
避難所を
想定していますけれども、全体で4㎡確保したときに1,190名
程度は受け入れられるかと考えていますので、現状のところは足りるかなと。
ただ、やはり返してきてないような方もいらっしゃいますので、
福祉避難所は更に広げられないかということは現在検討している段階です。
◆
浅子けい子 委員 そうですよね、やはりCの方なんかは御家族が、
支援者がいたとしても
自力で歩行はできないという方だと、例えば、やはり老々
介護であれば、とても
一緒に
自宅で
避難をするというのは困難というような、私なんかは判断をするのですが、そういうところの判断というのは、希望を優先するのか、この
個別避難計画をつくるときに、どこを基準にして何を基準にして、
福祉避難所に行く方とか、
計画の中で、
あと、
自宅にいる方とかという判断は何を基準にされるのでしょうか。
◎
福祉管理課長 実際は、このA、B、C、D、Eの
部分のランクがございますけれども、それは基本的なものとしてお考えいただき、
あとは個々の
状況を加味してこちらで判断させていただいております。
現実、今回、
避難訓練をされた方も、旦那さんの方は完璧にAなんです。ただ、奥さんの方は要
支援の方なので、そうすると若干ずれが生じてきますけれども、
一緒に
世帯で
避難をするという形でAという形で判断をさせていただいていますので、その家族の
状況を見て、またこちらの方で勘案して、その区別をさせていただいているという次第でございます。
◆
浅子けい子 委員 これから、そういう点ではCからDか、DとEとだんだん
自分では
避難所に絶対行きたいんだという方が、客観的に見れば、いや
自宅で大丈夫ですという方もいるだろうし、非常にその判断というのは難しくなるのかなと思うんですけれども、是非極力、
高齢者の方なので、なるべく希望をかなえるような方向でお願いできたらなというふうに思います。
それで、3ページの3ですか、
福祉避難所での食事・
排泄等の
ケア体制整備ということで、これからこういう整備も行っていくという
お話がここに書いてありまして、施設の規模に応じてチームを
配置ということなんですね、それは具体的にはどういうことなのかということと、
あと、今年度は開設する
福祉避難所のうち3か所に体制整備をしていくと、今年度ですよね、だから今年の3月までにされるということなんですけれども、具体的にこの3か所というのはどこなのか分かれば教えてください。
◎
福祉管理課長 まず、こちら3か所ですが、総合スポーツセンター、こども
支援センターげんき、花畑学園の3か所になります。
こちらは、
令和4年度に新たに
取組としてこの体制を整備しておいたという話になります。実際、台風で
避難がございませんでしたので、正直なところを申し上げると、この形で契約をして
実施の方がなかったというような
状況でございます。
◎
福祉部長 もう1点の施設の規模に応じてというのは、
避難者の定員があります。ここに書いてあるとおり、1チーム10名から15名という形で
人数を割り振らせていただいているので、その定員に応じてチームの数が変わってくるということでございます。
◆
浅子けい子 委員 障がいの方はいろいろな障がいを持っていらっしゃる方がいて、私もこの間の障がい
福祉センターあしすとの
訓練に参加しましたけれども、ここに
報告があるように、
段ボールベッドと
車椅子の段差があったりとかそれは明らかで、
あと、やはり廊下が狭いんです。だから
電動車椅子だと1台しか通ることができない、3日前から
避難をするので、そういう点では困ることはないとは思うんですけれども、もうちょっと廊下も広かったらよかったのにななんてちょっと思ったりは、施設の関係ではしたんですけれども、是非これからも希望者がちゃんと入れるように、それから
避難計画を、個人
計画をつくっても、実際にいざ
避難しましょうと言うと、いや私は大丈夫だと、そういう方も出てきてしまうのではないかなというふうに思っているんです。
だからそういう点では、やはりその人と気心が知れている御近所の方とかそういう方がどういう方がいるのかとか、
あとケアマネジャーとか、
ケアマネジャーはもちろんCからEになるといないかもしれませんけれども、
あと地域包括支援センターの方とか、とにかく親しい人が常に
避難のときにはこうするんですよということを、やはり繰り返し、その
方々とも
確認を個人でもしていくということが、
計画をつくるというよりも、それを具体的に
自分の中でも覚えておくというか、
高齢者の方も、やっぱりそういうことで繰り返し
お話をするとかということも必要かというふうに思うんですけれども。
だから、
計画をつくるというだけではなくて、そのときだけではなくて、日常的に、いざこういうときにはこうしましょうねとか
ケアマネジャーが話すとか、
地域包括支援センターが行ったときに
お話しするとか、是非そういう繰り返しというんですか、そういうことも日常的にやっていただきたいというふうに思いますけれども、いかがでしょうか。
◎
福祉管理課長 ありがとうございます。こちら、つくってつくりっ放しで終わっているわけではございませんで、まず、つくり終わりましたら、またきちんと
職員が訪問して、こちらの
部分をきちんと説明をさせていただいております。
また、常時
更新も可能でございますので、その中で何かあれば、また
お話いただくような形でも
連絡を取れるような体制を築いておりますので、これからも努力してまいりたいというふうに思います。
○
杉本ゆう 委員長 ほかに
質疑ありますか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○
杉本ゆう 委員長 質疑なしと認めます。
それでは次に、各会派から
意見を求めます。
◆渡辺ひであき
委員 継続でお願いいたします。
◆くぼた美幸
委員 継続で。
◆
浅子けい子 委員 医療的ケア児に関してはAのランクが
計画ができているということで、いよいよこれから実際に
訓練も
実施する方向を目指しているということで、多くの
医療的ケア児とその周りにいる
支援者の方とか親御さんとか、本当に実際にはどうなるんだろうかという心配でこういう
陳情が出されていることで、是非早急に具体化していただくということで採択をします。
◆銀川ゆい子
委員 継続でお願いします。
◆長谷川たかこ
委員 前回同様、採択でお願いします。
○
杉本ゆう 委員長 これより採決いたします。
本
陳情を
継続審査とすることに賛成の方の挙手を求めます。
[賛成者挙手]
○
杉本ゆう 委員長 挙手多数であります。よって、
継続審査といたします。
以下の
審査に直接
担当でない執行機関の退席を認めます。
[執行機関一部退席]
○
杉本ゆう 委員長 それでは、次に、
報告事項に移ります。
①アレフ(オウム真理教)
対策について、②区施設における放射線量低減
対策(地中埋設)を行った箇所の再測定結果について、以上2件を危機管理部長から、③
令和4年度第2回北千住駅前・綾瀬駅等滞留者
対策推進合同協議会の
実施について、④北鹿浜小学校及び鹿浜西小学校の統合に伴う
避難所再編成について、以上2件を総合防災
対策室長から
報告をお願いいたします。
◎危機管理部長 よろしくお願いします。
では、
報告資料の2ページをお開きください、アレフ(オウム真理教)
対策についてでございます。
1、オウム真理教
対策関係市区町
連絡会
意見交換会についてでございます。
日時、場所については、
記載のとおりでございます。
(3)番、
内容なんですが、第一部で、各市区町
連絡会
担当者による
意見交換をやりまして、第二部で公安調査庁による現況
報告を行いました。
(4)出席者については、13自治体が今回参加いたしました。
2、反社会的
団体の規制に関する条例に基づく【第3次】過料処分取消請求事件についてでございます。こちらの方、2月20日に東京地方裁判所で行う
予定でございます。
続きまして、3ページでございます。
区施設における放射線量低減
対策(地中埋設)を行った箇所の再測定結果についてでございます。
こちらの方、過去に低減
対策を行った地点の空間放射線量の再測定の結果について
報告いたします。
1、測定施設数については
記載のとおりでございます。
2、測定箇所については、地中埋設した地点と、(2)区の指標値を過去超えた地点と2か所について今回測定いたしました。
3番、測定方法、測定期間については
記載のとおりでございます。
続きまして、4ページでございます。
測定結果、こちらの方については
記載の表のとおりでございます。また、こちらの方は既にホームページの方で公開させていただいております。
◎総合防災
対策室長 それでは引き続き、
報告資料の5ページをお願いいたします。
令和4年度第2回北千住駅前・綾瀬駅等滞留者
対策推進合同協議会の
実施についてでございます。
第1回目は
コロナ禍ということもありまして書面開催で行いました。第2回を
令和4年11月11日午後2時から午後4時までの間、足立区生涯学習センター講堂で、参加機関全39機関中27機関が出席いただいて、32名で行わせていただきました。
審議については、(4)でございます、「協議会の組織体制の見直し」「都市安全確保促進
計画の修正」「
計画体系の見直し」ということで
意見交換をさせていただきました。
実施結果につきましては、審議事項1の「協議会の組織体制の見直し」については、協議会の会長に区長が就任をしたというところでございます。審議事項2、審議事項3については、修正等今後見直していくということでございます。
6ページでございます。第2回協議会を踏まえた今後の方針でございます。
今後の方針については、
意見交換を踏まえた上での帰宅困難者
対策に対する基礎知識の不足ということが課題ということで認識をされました。これについて皆さんと協議会の中で
意見交換をしていくということでございます。
イ、今後のスケジュールは表のとおりでございます。
続きまして、9ページでございます。
北鹿浜小学校及び鹿浜西小学校の統合に伴う
避難所再編成についてでございます。
北鹿浜小学校及び鹿浜西小学校の
避難所を経営している
町会・自治会が、次のとおり
令和5年4月から統合されました鹿浜未来小学校の
避難所を運営するということでございます。
今までの
町会については、こちらの1の表にあるとおり、北鹿浜小学校3
町会・自治会、鹿浜西小学校4
町会・自治会が全て集まって鹿浜未来小学校の方で運営をしていただくということでございます。
2番については、鹿浜未来小学校の
避難所機能については十分
人数としては足りるというところでございます。
10ページでございます。
鹿浜未来小学校の水害
対策については、最大浸水深が3.4mということでございまして、2階以上から使えるということで、5階建てになっております。体育館も2階に
配置、主な電気設備も2階以上に
配置をされております。
避難をする
範囲は、鹿浜エリア周辺の
避難所マップがございますので、こちらの方で御
確認をいただきたいと思います。
今後のスケジュールでございます。
3月上旬に
避難所周知のチラシを鹿浜地域全戸に配付をいたします。3月末までに
避難所運営会議の組織図を策定するところでございます。
ただいまの問題点、今後の方針でございますが、鹿浜西小学校の方で跡地活用における
事業者をプロポーザルで選定中でございます。これが明確になり次第、運営方法を検討してまいります。
○
杉本ゆう 委員長 それでは、何か
質疑はありますか。
◆
横田ゆう 委員 まず、アレフ(オウム真理教)
対策についての
報告がありましたけれども、12月20日に
連絡会があったということですが、
意見交換をしたということで、主にはどんな
意見が出ていたのでしょうか。
◎危機管理部長 定期的な
意見交換をしていまして、各自治体が抱えている課題を、皆さんその場で出し合ったというところです。
大きな
意見としては、北海道の札幌市なんかでは在家の信者が結構集会をやっていて心配だとか、ある地方自治体においては、最近、公安調査庁が入ってみたら思ったよりも活動が活発だったみたいな御
意見があったり、そんな
情報交換をしたところでございます。
◆
横田ゆう 委員 分かりました。入谷地域の
近隣住民の皆さんは、いつも不安を抱えながら生活をしているので、是非今度2月20日に口頭弁論もあるということなので、またそのときには御
報告をお願いします。
それから次に、放射能汚染から子どもの健康を守る会からの
陳情があって、区内の施設における放射能低減
対策、埋設を行ったところの再測定の結果が出されましたけれども、ホームページで簡単に検索をするためにはどういったキーワードが、出せばいいでしょうか。
◎資産管理課長 ホームページでキーワードで検索する場合、足立区、放射線、埋設という3つのキーワードを入れていただければすぐ見られると思います。
◆
横田ゆう 委員 分かりました。ありがとうございます。この安全安心の結果が掲示されたということで
報告が今ありましたように、やはりこの問題は
陳情者が強く思いがあったものなのでお知らせをしていきたいというふうに思います。
今でも、この守る会の
方々は3か月に一遍は心配なところを測定しているということで、こういうことが、やはり区民の安心感をつくり出すということになるということでありがとうございました。
○
杉本ゆう 委員長 ほかに、何か
質疑ありますか。
◆渡辺ひであき
委員 私は、北千住駅前、綾瀬駅等滞留者
対策のことでお伺いをしたいと思います。
7ページの囲いの左側の、改正後の組織体制の下から2番目に事務局を運営というふうになっておりますけれども、行政側がですね、どんな事務局を
想定されているのでしょうか。
◎
災害対策課長 中心は
災害対策課で行います。またその中で助力としまして
委託事業者、今年度でいうとSOMPOリスクマネジメント株式
会社と
一緒に運営をしていきたいということで考えております。
◆渡辺ひであき
委員 申し上げたいのは、そのとき危機管理室は大変なわけですよね。そこの中に、また事務局をつくってしまうと、それは他の仕事と並行してできるのかなという不安がありますが、いかがですか。
◎
災害対策課長 災害対策の中で、
避難所の運営ですとかそういったものと、区に被害があったときと一体として考えたいなというところもございますので、全ての
災害対策という形で一体的に事務局を今回持たせていただければというところで考えております。
◆渡辺ひであき
委員 この御説明を受けたときに、それぞれの機関で随分認識が違うんだなということをおっしゃっていたので、そこまでの、マニュアル等々を
作成するのは危機管理室でやるのはいいのかなと思うんですけれども、実際にそこでやらなくてはいけないことというのが、マルイだったり、例えば、北千住駅でいえば鉄道
事業者だったりルミネだったり、そういうところだと思うんです。
担当者は、それぞれ民間ですから代わっていくかもしれませんが、やはり現実的な指示系統はそちらにあった方がいいかなというふうに思うのですが、そういう検討はされるのでしょうか。
◎総合防災
対策室長 渡辺
委員おっしゃるとおり、地元の方にお任せするということができれば一番いいというところでございます。ただ、今の
状況を考えますと、誰が中心になってやっていくかというところが、まだまだ決まっていない
状況です。
そういうところで、区が先頭に立って中心を取ってこれから進めていきたい、やっていく間に主体を変更していく、そのような考えもございますので、まだまだ、きちっとした動きができるような
状況にまで整えた後ということで考えております。
◆渡辺ひであき
委員 滞留者ができるまでもすごく重要だというふうに思っているんです。例えば大きな地震が来ました、そのとき駅構内にはどれぐらいの人間がいます。それからマルイの中には何人の人間がいます、その
方々がその場にいてくださった方が安全なのか、出てしまった方が安全なのかということが、それぞれの機関の中で
把握ができればその人のところにいてください、ただ、マルイは出しちゃうよという話があったりしましたよね、そこはマルイと、何で出すのかとかそういうことも
把握されているんですか。
◎
災害対策課長 マルイが出す理由は、一番は、とどめると
自分のビルの中の防犯ですとか、
あと商品の盗難ですとかそういったところを一番心配しているという
お話でした。
◆渡辺ひであき
委員 全くよく分かる話ですけれども、そこら辺のところがどう言ったらいいのかな、もう少し国の力だったり東京都の力だったり、そうしたところでできるような努力は私
たちもしなくてはいけないというふうに思いますけれども、そうしたことも含めて、分かった
情報は今後も御
報告いただきたい、よろしくお願いいたします。
○
杉本ゆう 委員長 ほかに何か
質疑ありますか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○
杉本ゆう 委員長 質疑なしと認めます。
○
杉本ゆう 委員長 それでは、その他に移ります。
何かありますか。
[「なし」と呼ぶ者あり]
○
杉本ゆう 委員長 それでは、なさそうですので、本日の
災害・
オウム対策調査特別委員会を閉会いたします。
午前10時49分閉会...